テーブルを作成する 【CREATE TABLE】 MySQL
テーブルとは?
実際にデータを入れる表組みのことで、Excelのようなものを想像してもらえるとわかりやすいと思います。

列は格納するデータの項目を意味し、「フィールド」や「カラム(column)」と呼ばれます。図では「id」「name」「birth」の3つの項目をもったテーブルといえます。
行には1件分のデータが格納され、「レコード」と呼ばれます。図では5件分のデータがテーブルにあります。

データベース領域内に、項目を指定したテーブルを作成してデータを格納していくことになります。
テーブルを作成する書式
データベース領域内に新しくテーブルを作成するには次の書式を使用します。
CREATE TABLE 【テーブル名】 ( 【フィールド名】 【フィールドの型】 【属性】, 【フィールド名】 【フィールドの型】 【属性】, ・ ・ 【フィールド名】 【フィールドの型】 【属性】 );
新しくテーブルを作成してみよう
今回は上の図にある画家の生年月日を管理するテーブルを作成します。テーブル名は「painter」、必要な項目は「id番号」「名前」「生年月日」になります。
フィールドの型や属性については「フィールドの型と属性」を参照してください。
CREATE TABLE painter ( id INT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY, name CHAR(10), birth INT );
mysql> CREATE TABLE painter ( 「painter」 という名前でテーブルを作成 -> id INT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY, フィールド名:「id」、型:32ビット整数、属性:自動連番・主キー -> name CHAR(10), フィールド名:「name」、型:10文字の固定長文字列 -> birth INT フィールド名:「birth」、型:32ビット整数 -> ); Query OK, 0 rows affected (0.45 sec)
SQL文を改行して入力する
SQL文は文頭から「;(セミコロン)」までが一つの命令文とみなされるので、見やすいように途中で改行を入れることができます。 もちろん「CREATE TABLE painter (id INT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,name CHAR(10),birth INT);」のように一行で入力しても構いません。
入力ミスしたSQL文のキャンセル
改行しながら入力していて前行でのミスに気づいたけれど、もう戻れないという時にどうしたらいいでしょうか?
そんな時は「¥c」と入力して[Enter]キーを押しましょう。現在入力中のSQL文をキャンセルしてくれます。